ANIZOについて

東京造形大学学生によるアニメーション作品の上映会、それが ANIZO です。

入学してから3回目の「ANIZO」。今年は実行委員長として、ANIZOを作っていく立場となりました。

入学して1ヶ月、初めての渋谷、初めての上映会。
興奮と感動と希望で胸が満ち溢れていました。
あの日から3年の月日が経ってしまったなんて、夢のようです。

今年も多くの素敵な作品が集まりました。
作品達は皆様に見てもらうことでやっと「作品」になります。どうかお時間が許す限りご覧になっていってください。

最後にANIZO2012開催に関わった関係者の皆様、また本日ご来場頂いた皆様に御礼申し上げます。

 

ANIZO 2012 実行委員会 代表・服部友璃香
19(土) 20(日)
10:00~ 開場 10:00~ 開場
10:30~ A 10:30~ A
11:15~ B 11:15~ B
休憩時間
13:30~ C 13:00~ C
14:20~ A 13:50~ A
15:00~ B 14:30~ B
16:00~ C 15:30~ C
*タイトルをクリックすると、詳細が表示されます。全部開く
プログラムA
  1. 今日、僕が遅刻した理由大川貴大3:19
    今日僕が遅刻した理由を、自宅から学校に到着する過程を追う事で便宜をはかる、スーパーアクションスペクタクル言い訳アニメーション。
  2. サバの煮込み野間千賀子、野中裕里2:00
    サバのおいしさを伝える手描きミュージックビデオです。
  3. 朴念仁と向日葵の夏小川耕平3:09
    水彩による私に関するストーリーです。
  4. AFFORDANCE佐藤博行1:41
    こどもだった自分を懐かしむ今の自分は、次は親になることを意識する存在なのだと気づきました。 いつしか自覚する成長は、喜びと同時に、こどもに戻ることのできない悲しさも秘めています。物語というものが、フレームで切り取ることによって描き出されるのか。 物語そのものが、フレームで切り取る意味を提供しているのか。
  5. 黒史國井將司3:00
    自分が生きてきて後悔してきたこと、やってみたいと思ってやってしまった事を詰め込んだ、異臭を放つストーリーです。
  6. ラーメン羽田光甫5:02
    ラーメンの中で繰り広げられる愛と感動のヒューマンストーリー。
  7. ハミ出し注意上野雄大1:30
    男性諸君には一度はあるであろう体験、ハミダシてしまう事の恐怖を描くコメディ作品。
  8. UNTOUCHBLE北川明哉 中村アナン3:09
    上司に見放され、同僚にも見放され、そして世界からも見放された男の話。
  9. ボヌール!アニメーション研究会3:00
    とある異国の田舎町、魔法使いが営む喫茶店があった。 ある日お店は、悪い魔法使いによって、廃店の危機に陥ってしまう!
  10. ヌーヴォーロマン杉田あゆ美4:45
    曲の世界観に着想したイメージとアールヌーヴォーや、現代美術の様式を用いて表現した。 よくわかんないけど、好き勝手に描いたやつです。
  11. エデンの恋小田沙耶佳7:55
    アダムとイヴと名付けられた鳥に向かって、神様は言いました。 「アダム、イヴ。ヘビクイワシとして生を受けたお前達。この園に住む蛇は好きなだけ食べるが良い。 しかし、リンゴの実だけは決して食べてはいけないよ」
プログラムB
  1. 北川明哉1:21
    夢を見ている男のお話。
  2. みみかきはせかいをすくう栗原ひとみ3:28
    夢破れかけたミュージシャンが謎の少年と出会う。 少年は耳かきをさせてくれと言ってきて――。
  3. HANDイ・ヘスン5:03
    停止しても一枚のイラストになりそうな、ミュージックビデオ風の作品を目指しました。 学生時代の最後になる作品にもなるので、一番自分らしい作品を作りたかったです。
  4. さるもねら安永洋平6:43
    アニメーションだから簡単にデフォルメ、 おとぎ話といったような手段にはしたくなかった。というのは建前で、そういった表現であっても 優れた作品はもちろん存在し、あくまで自分には合わないということです。 ちなみに猿は好きじゃないです。
  5. jamping jack boy上野雄大、河村有真3:13
    少年が飛んで跳ねて動き回る、wandsの名曲「jumping jack boy」に乗せたアクションコメディ作品。
  6. 今日はちょっと早く起きた岡田ともか4:17
    今日はたまたまちょと早く起きた。そしたらちょっといいことがあった。そんな話。手描きのアニメーション。
  7. ショートショートちーむめがね2:49
    めがね×めがね×めがね。3人のめがねによる短編集。
  8. Animare!アニメーション研究会5:00
    実写と手描きによるキャラクターたちが共演するとあるキャンパスの一日を描いた作品。 Animare(アニマーレ)とは”命を吹き込む”という意味。思い描いたものが命をもって動き出す喜びを 形にしてみたいと思い、仲間たちとともに制作しました。
  9. 幸せの原風景川崎芳樹3:00
    私がよく母と笑い話にする実話をもとにしたストーリーアニメーション。 お母さんと男の子の普遍的関係を描き出すよう工夫しました。 (シナリオで行き詰ったり制作が中断したりと、とーっても苦労した作品です。)
プログラムC
  1. crispy!!佐野智美,長沼佐保姫1:42
    好きな男の子のためにケーキを作りたい女の子が迷い込んだのはゲームの世界!? 女の子はケーキを完成させて男の子に渡すことができるのか!?
  2. のんちゃんの不思議なケーキ岡田ともか2:07
    ある日主人公ののんちゃんがケーキを作っていると、ケーキのたねがポンポンと爆発して大きな雲になってしまった。 はたしてどうなる。手描きアニメーション。
  3. GO WEST田中蘭2:06
    作者の好きな仏像をアニメーション作品に取り入れようと、浄土仏教をテーマに制作した作品。人間の愚かしさをキャラクター化した“小鬼くん”達が四天王と呼ばれる仏に折檻を受けるが最終的には蓮のつぼみとなって、極楽浄土に生まれるまでを描いた。
  4. かちゅぜちゅ上野雄大3:24
    自分、そして世間一般の全てのかちゅぜちゅの悪い人間に捧ぐ、世直しコメディ 作品。
  5. 夜とひかりの世界太田有紀2:15
    ステンドグラスのような印象の太い線画、エドワードゴーリのようながさがさした線の不気味さを自分のテイストとして出せればと思う。宮沢賢治をモチーフとしたのも、私の絵の作風と彼の綺麗なようでいて、実は宗教と理不尽さに 満ちた世界を描ければと考えたからだ。
  6. 自主制作3の一部高橋さつき1:42
    酸素不足はつらい。
  7. やさしいうた服部友璃香3:30
    こどものあなたにしか見えないもの。感じられないもの。ふと思い出す瞬間がある。そんなお話。
  8. Encuentros~出会い~漆山愛4:44
    造形大に入学してから私が4年間続けてきた、フォルクローレクラブで出会った仲間たちとの出会いをアニメーション作品として制作しました。
  9. 海月古林彩3:55
    とある夏の日、少女と病気の兄が出会ったくらげのお話。
  10. 金持ちとどろぼう梅本唯5:59
    どうしたら金持ちになれるのか?という貧乏人の問いに対し金持ちは「盗むのだ。泥棒していけばそのうち周りの人を助けることが出来るくらいになる。」と答える。原作のイメージを崩さず、また、自分のオリジナリティも崩さないようバランスを考え制作。集大成として満足のいく作品が出来たと思う。
  11. 未定未定未定
展示
  1. 上映作品に関する資料を会場内にて展示しております。どうぞお手に取ってご覧ください。

場所

桑沢デザイン研究所1Fホール
〒150-0041 渋谷区神南1-14-17


アクセス

JR渋谷駅ハチ公口から徒歩約10分
JR原宿駅表参道口から徒歩約7分
東京メトロ明治神宮前駅1番出口から徒歩約7分

特別寄稿

ANIZOの正しい発音は「ア・ニ・ゾ」1つ1つの言葉を切って大切に発音していただきたい。

決して「アニゾ~」とか「アニ象」といったパオ~ンな読み方は禁物なのである!「ア・ニ・ゾ!」「ア・ニ・ゾ!」「ア・ニ・ゾ!」・・・

そう読み続けると 何となくダダイズムのように「アニゾ主義」的な芸術思想、芸術活動のような高貴な響き はしないだろうか?

「ANIZO」実はその名付け親が私なのだから思い入れもひとしおなのであ~る。

東京造形大学のアニメーション専攻領域も御陰様で今年の春に10期生を迎 え、ますます元気でやっている。その元気さが世に飛び出しいるのが、まさしくこのANIZO。

学生自らが企画し運営する上映会。このANIZOが元気なら日本のアニメーション界の未来も元気であ~る!今日はANIZOをタップリと楽しんでいただきたい。「ア・ニ・ゾ」万歳

 

アニメーション専攻領域・教授 森 まさあき

学生たちが自主的に活動できるようできようになるといいなぁと、アニメーション専攻ができた時から考えていた。幸い一期生が自分たちでANIZOという上映会を始め、なんとか後輩に引き継がれて毎年開催されるようになった。

本来それとは別の組織として一昨年立ち上がったアニメーション研究会も軌道にのり、今年はアニメーション研究会のメンバーが中心となってこの上映会を運営するようになっているようだ。

これからは、引き継ぎに多少問題があったANIZOも、アニメーション研究会によって学年間がつながるようになっていくのではないかと期待している。

今回の上映会はその新しい一歩にふさわしい、運営も、上映内容も素晴らしいものになっているはずなので、どうぞお楽しみください。たぶん面白い上映会です。

 

アニメーション専攻領域・教授 木船 徳光

今年のANIZOは楽しみです。昨年の<おお!すごい!>というビックリが、さまざまな課題制作をも通過して、彼らの中でどんな作品として昇華されているのか?

そして、そんなビックリメンバーに率いられてきた新入生たちは、どんな新しい作品で参入してくるのか?

ドキドキ、ワクワクしています。いま、東京造形大アニメーション生たちの描き出す<動き>は、ほんとに、ちょっと、面白い。ANIZO2012、ちょー期待しています!

 

アニメーション専攻領域・特任教授 和田敏克